こんにちは、つぼぜんスタッフのナスです。

6月に入りコロナ肺炎も、もう少し落ち着いて欲しいものです。

 

今回は【膝の痛み】の患者さんが多くなってきました。

 

 

 

 

 

 

それでは膝の痛みの改善例を紹介します。

会社員35才 (男)

 

【状態】

仕事で座っているときに、左膝から足首の外側に掛けて痛みがある。

椅子から立ち上がるときが痛みが強くなり、歩き出すと痛みがなくなる。

痛みと違和感が左足全体にありました。

【治療内容】

膝の周りが少し腫れていたので炎症がある事を説明しました。

膝の腫れは、治療しないで我慢していると無理がかさなり慢性化して関節の状態も悪くなっていくこともあります。

鍼灸をおこなうと、硬くなった筋肉の血流が良くなり、痛みもとれます。また、痛めている関節や筋肉の回復が早まります。よって鍼灸治療をおこないました。

今回の膝痛に鍼灸の施術をする場合、「仰向け」「横向き」姿勢で行います。

 

〈仰向けでの施術〉

膝周囲の痛みのあるツボだけでなく、足全体のツボも使います。

お灸と鍼をする事によって、膝周囲の炎症が取れていき、血流を増やして筋肉の張りを柔らかくする作用があります。

 

〈横向きで施術〉

膝の痛みをかばうことによって、体全体のバランスが悪くなり腰が痛くなることがあります。

予防の為に、腰の治療も行ないました。

 

【治療後の状態】

治療後は,足全体の違和感が少なくなり。立ち上がるときの痛みも楽になりました。

3回ほど週2回のペースできてもらい、あとは1週間に1回のペ-スで4回ほど治療を行ない痛みは改善しました。

 

【治療後の対応】

●仕事中が、足に負担のかかる座り方をしていたので、負担のかからない座り方をアドバイスしました。

つぼぜんで配信している、下肢のストレッチ動画を送り自宅でストレッチをしてもらいました。

 

仕事や生活環境で再発することがあるので、再発防止の為に現在も10日に1回のペースで治療を継続していただいています。

 

(掲載:ナス)